トレーダーも見習いたい田中角栄の愛弟子 中村喜四郎の生き方

7月 10, 2018FXマインド聖杯探し

たまたま読んだ文春のこの記事。

読んでいてトレーダーとして共感できる部分がありました。

まず、タイトルからしてパンチがきいてます。

「そんな気の遠くなるようなことをしているのか」

これはトレーダーも同じです。おそらくみなさんトレーダーなんて簡単にお金を稼いでいると思うでしょうか、トレーダーは傍から見ているほど楽な仕事ではありません。

答えのない世界で、地道に努力した人間しかトレーダーとして生き残っていない訳ですからみなさん気の遠くなるような努力をされているわけです。

そもそも、中村喜四郎さんとは?

  • 衆院選で14戦無敗を誇り、「最強の無所属」の異名を取る。
  • 1994年3月にゼネコン汚職事件で逮捕され、自民党を離党してから四半世紀が経とうとしている。その間、国会の議場では1度しか発言したことがない。
  • 衆院茨城7区では熱狂的な支持を集め、麻生太郎側近の自民党現職に5戦5勝。中村の応援に森喜朗や古賀誠ら引退した大物たちが入ったこともあり、同じ中学校の後輩である公明党代表の山口那津男とも気脈を通じている。
  • 比例復活なし、政見放送なし、選挙カーは1台限り――などという無所属の制約をものともせず、服役中で出馬を断念した2003年の総選挙を除けば、無双の勝負強さで「孤高の1議席」を守り続けている。

ゼネコン汚職で逮捕されたときのニュースを見た時以来、あまり話題にも上らなくなくなっていたと思っていたら、国会議員として連続当選し現役だったとは驚きです。

トレーダーが見習うべき中村喜四郎さんの生き方とは?

無所属のほうが、「自分」というものに強烈にこだわって打ち出して行ける。それを逆手に取ってやっています。政党に属することによって個性を失うことよりも、無所属でいることによって、一切の付加価値はないけれども、自分の生き方、自分の存在感を社会に再認識してもらうことができる。これは政治家としてダイナミックな戦い方だと思っています。

これは一匹狼のトレーダーと同じじゃないでしょうか。組織に属さない孤高の存在。他社に依存せずに自分の力だけで道を切り開いていく。この生き方、尊敬できます。

トレーダーやってるとサラリーマンが羨ましくなることもあるわけです。私もサラリーマンやってましたから、どの世界も厳しいのは理解しています。うらやましいのは組織で仕事をすると責任が分散することですが、トレーダーの世界はすべては自己責任、自分で決断しなければなりません。

自民党に風が吹こうが、民主党に風が吹こうが、いつも逆風ですよ。その逆風を跳ね飛ばすことこそ、私の政治家としての真骨頂だと思ってやっています。そうやっていると、今の自民党も民主党もたいしたことない。薄っぺらさが透けて見えるわけですよ。ハッタリだけで騒いでいるだけだ、生き残ってみせる――となるわけですよ。

これも共感できます。

相場の世界も資金の大きさに違いはあれど、極論すれば生き残りをかけて全員が戦っているわけです。選挙の時の政治家の腰の低さを見れば、選挙で当選するのは相当厳しいことなのだと思います。

自民党や民主党の人間からすれば、どうして私が生き残れているのかわからない。国会議員の中にも「中村さんの話を聞きたい」と言って、時々、人が来ますけど、あまりにも単純な基本を大切にしているだけなので、「そんなことで生き残っているのか」、「そんな気の遠くなるようなことをしているのか」という反応をされます。もうちょっと特殊なことをして、生き残っているんだったら学び甲斐があるけど、そんな気の遠くなるようなことをやっているだけならあまり学びたくないなと思われるほど、基本的なことをしているだけですよ。

これもトレーダーっぽいっすね。

複雑に考えて破滅に向かうトレーダーは多いです。勝ち組のトレーダーは基本的なことを忠実に行っているだけですが、単純だけど簡単ではないからみなやりたがらない。

田中さんがやっていたことも、私がやっていることもあまり変わらない。非常にオーソドックスな、非常にシンプルなことを大切している。だから、怖いことはない。逆境の中でも勝ち抜けられる。逆に基本を押さえずに、一喜一憂し始めると、何をやっているかわからなくなる。パニックになる。

トレード手法と同じ考え方ですね。相場はこちらの思惑とは関係なく動きます。その時に自分の手法を信じられるかどうか?

ころころ手法を変えていては単なるカーブフィッティングになってしまい、相場に振り回されて自滅します。

――中村さんは国会に議席を持つ田中角栄「最後の弟子」と言われております。秘書時代、若手議員時代を通して教えを受けた直伝の選挙戦術とはどのようなものだったのでしょうか。

選挙というものは机上の空論ではなく、足を棒にして足で稼がなくちゃ勝てないという基本をいつも訴えていた人だったですよね。それをまともに聞ける人か、聞き流しちゃう人かどうかが、選挙に強いか弱いかの差になっていったと思います。

初心者ほど、直ぐに勝てる方法を知りたがります。しかし、そんな近道は無いのです。

まとめ

一匹狼でありながら、自分の生き方に自信を持ち、選挙で必ず勝っている中村喜四郎さん。言ってることがトレーダーっぽくて共感しまくりでした。

苦労して自分の手足を動かした人にしか得られない自信、確信がなければ、最後まで自分を信じることができません。結局他人に頼ってしまうことになると思います。そうなってしまうと聖杯さがしの旅を続けることになる。

だから、トレーダーは自分の手法を確立しなければならないし、自分を信じれるまで鍛錬しなければならないのです。