個人的にFXの本は読み漁りましたが今でも読み返すことがあるのは少ないです。
パンローリングの本はだいたい読みましたが、もう読まなくてもいいかな?って感じはします。
理由は簡単で、本屋に売ってる本をいくら読んでも勝てないからです。それを理解して、全てを捨ててチャートと向き合うことから全ては始まるからです。
知識は必要ですが、知識だけで相場に勝てるほど相場は単純じゃないです。
本当に必要な本はほとんどありませんが、ほとんどの勝ち組の人がおススメしている本はあります。
噛めば噛むほど味が出る本ばかりです。
テクニカル分析
先物市場のテクニカル分析 (ニューファイナンシャルシリーズ)
ほぼ全てのテクニカル分析について、他の本より詳しく書いてあります。テクニカル分析を極めたい人は是非この本を手元に置いておくことをお勧めします。
タイトルは、先物市場になっていますが、株でもFXでもなんでも使えますので、気にしないでいいです。
エリオット波動
エリオット波動入門 (ウィザードブックシリーズ) 単行本 – 2009/8/5
エリオット波動の本としては、この本が一番良いと思います。日本語タイトルだと入門と書かれていますが、別に入門ではありません。基礎的な話から始まってフィボナッチを絡めつつ全体を真面目に解説してありますのでこの本だけで十分です。
私は波動のカウントはしませんし、エリオットで分析もしませんが、トレードの知識としては絶対に必要だとおもいます。本だけ読んでもピンとこないかもしれませんが、私がエリオットやべぇと思ったのは、動画配信している人にエリオット波動の使い手がいて、その人が完全に道具として使いこなしているのを見てから、エリオットは使える!これは勉強せにゃアカンと思って手に取ったのがこの本です。
正直、本を読んだだけだと『お前は何を言ってるんだ』状態になりますので、Youtubeの動画などでライブで説明している人の解説などを見るとだいぶハードルが下がると思います。
エリオット波動自体は100発100中でもないし、ただの分析手段でしかないので、部分的にでも取り入れられると、相場の見え方が変わります。
一目均衡表の値幅論、時間論と内容的には被ってる部分も多いので、結局、相場参加者の知識としては必須だと思います。
オカルトだとか言ってる暇があったら、少しでもエリオット波動について勉強して、チャートを眺めた方がよいです。
つなぎ売買・うねり取り
林輝太郎の本を何冊か読んでおけばいいと思います。株や商品の話だと思って読まないのはもったいない本だとおもいます。
分割エントリ、分割手仕舞い、両建て、これらは相場の技術としては必須です。

金融マーケット
第6版 投資家のための金融マーケット予測ハンドブック 単行本(ソフトカバー) – 2016/3/24
ファンダメンタルの勉強はこの本だけでいいと思います。それぞれのマーケットの話も細かく書かれていますし、手元に置いておきたい一冊です。
トレーダー列伝
著名な投資家にインタビュー記録をまとめたシリーズの最初の本です。最初にインタビューする相手を厳選したからだろうと思いますが、最初の本が一番完成度が高いというよくあるパタンです。
読み物として単純に面白いです。持っておいて損はないですが、読んだからと言って勝てるようになる本ではありません。
図表などは無いですし、トレードに使えるテクニックなどとも無縁です。
勝てるようになってから他の人がどうしているのか気になる人が読む本だと思います。
メンタル
誰かがおススメしていた本です。オリンピック選手などは技術的にはほとんど差がないにもかかわらず勝てる勝てないの違いは結局はメンタルだと、個人的にはよくある内容だと思うのですが、そのためにはどうしたらよいのかというのも書かれています。
トレードも同様で知識もあるし、後から見れば簡単な場面も、その時の状況、プレッシャーによって行動が変わってしまうのです。
文字が細く、印刷も薄いので読みにくいのですが、手元に置いてあります。
まとめ
トレード関係は、多分これだけでいいんじゃないかと思います。
今後も新しい本が出るかもしれませんが、そもそも本を読んだからと言って勝てるわけではないので、本を買い集める暇があったら、自己分析をした方がよいと思います。