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FX初心者が少しトレードを経験すると、飛び乗りはすぐに逆行することを理解して、次の段階として押し目買い、戻り売りを勉強することになります。
押し目買い、戻り売りというのはいろんな意味で難しいわけです。
それはみなさん身をもって感じていることだと思います。感じていない人がいれば天才か経験が浅い素人のどちらかでしょう。
超簡単で誰でも迷いなくできる押し目買い、戻り売りの方法について書いてみたいと思います。
押し目買い、戻り売りが最強である理由
2回目を狙うという話をよく聞くと思います。
逆張りが難しいのは、天底をアテに行くからです。
逆張りは1回目を狙っています。
順張りは、ダウ理論のトレンドは継続するという原則に則ってますので、トレンド開始を見てから次の動きに乗るという話です。これが2回目です。
押し戻りは、方向が出た後に同じ方向にエントリするというだけです。
動きを見てからトレードするという意味では、飛び乗りと本質的に違いはありません。しかし取れる値幅を最大限にしている点でリスクリワードの観点で優れている手法です。
飛び乗りのタイミングは、高値安値を更新したタイミングになります。そのタイミングでエントリすれば、高確率で押し戻りが発生して建値を割り込み含み損になります。含み損が大きくなると利食いよりも損切りにフォーカスしてしまうトレードになりがちです。どんどん含み損が大きくなって行きますが、押し戻りをつければいずれエントリポイント付近までは戻ってくるのです。。。。
しかしその時にはもう疲れ切ってると思います。
押し目買い、戻り売りのトレード道具
トレードをするには道具が必要です。
押し目買い、戻り売りはトレンドフォロー戦略ですから、以下のような指標が必要になります。
- トレンドをはかる指標
- 押し戻りの深さをはかる指標
- エントリタイミングをはかる指標
- 利食いポイントをはかる指標
それぞれ見ていきましょう。
トレンドをはかる指標
SMA20を使います。SMA20よりプライスが下にいる状況であればトレンドが出ていると考えます。
押し戻りでSMA20にタッチ後に、押し戻り発生の起点である直近の安値高値を更新することで、1つのトレンドが起きたことになります。安値高値を更新した後に戻ってきたらそれは押し戻りのフェーズに入ったと考えます。
押し戻りの深さをはかる指標
SMA20を使います。SMA20はBBのミドルでもあります。
SMA20にタッチもしくは抜けた後に、エントリ条件が出たら、押し戻りが終わったと判断します。
エントリタイミングをはかる指標
SMA20付近で反転のローソク足のサインが出たらエントリします。
陰線の高値、陽線の安値を出したローソク足は反転のサインとなりやすいです。
損切りポイント
反転のローソクパタンの高値安値がSLになります。
利食いポイント
1-2-3もしくはABCトレードになりますから、Fib expansionをあてます。
61.8/100が利食いポイントになります。
直近の安値、高値も利食いポイントになります。
まとめ
押し目買い、戻り売りは真面目に考えれば考えるほど難しくなります。押し戻りの深さが決まっていないからです。こういう時に大事なのは、負けるのは仕方ない、その代り勝つときにしっかりかつということ。そのためにはリスクリワードの管理が大事です。負けても退場にならないような資金管理をしながらリスクリワードを高めていけば自然とお金は増えます。