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FXの情報商材、よく言われるのは、『もし必ず勝てる方法があるとしたら、その手法を販売せずにその手法で稼げばよい』、だから情報商材は詐欺であると。
多くの怪しげなHPで派手に宣伝している商材はほ詐欺かもしれません。中にはいい情報商材があるのも事実です。しかし、優れた情報商材があったとして、あなたにとって役に立つのかどうかは別の問題なのです。
昔の話
今のご時世、情報商材ビジネスも苦しいようで、だいぶ売れなくなってきてるようですが、私がFXを始めた当時は色々な情報商材がありました。
FXを始めた当初、よくわからないまま評判が良さそうなものをいくつか買いました。
情報商材を買った理由は、少しでも勝てるまでの期間を短くしたかったからです。
時間をお金で買うイメージで情報商材に投資したのです。
しかし、結果どうだったでしょうか?
むしろ、時間は伸びました。時間とお金の無駄でしたね。
おそらく、ダマすつもりで情報商材を売っている訳ではないと思いますし、勝てないのは購入者の問題なのかもしれません。
が、しかし結局のところその人にあった手法というものを売ってるだけで、万人向けの内容ではないのです。手法云々以前のところで拒絶反応が起きてしまう場合が殆どです。
結果的に使えません。
情報商材販売者と購入者のギャップ
情報商材を買うとpdfが送られてきます。さぞすごいことが書いてあるだろうとか、秘密が書かれてると思って読むと、だいたい期待はずれです。
そもそも秘密なんてないのですから当たり前です。
また、購入者はそれ相応の値段の商品を購入したつもりなのに、商材のボリュームは小さく、とても内容が薄いです。
『こんな内容で、この値段?!』
売ってる人はトレードで勝てる方法を教えてるのだから高くて当たり前と思っているかもしれませんが、それにしては内容が薄い。
今考えれば当たり前なのです、結局そこら辺の普通の人ですから、彼らが相場についてそれほど詳しいわけもなく、あまり書けることが無いのです。結果的に、行間も広く、ページ数が多くても100ページぐらいしかない情報商材を作るだけでネタ切れになります。
正直、情報商材を買うぐらいならそのお金でパンローリングの本を何冊か購入した方が内容も濃いですし、信頼度も高いです。
充実サポートの罠
よくあるので注意したいのは、ドキュメントはシンプルだが質問はいくらでも受け付けるとか、有料コンサルで無期限サポートとか謳ってる場合です。
一瞬、良く見えますよね?
これは巧妙な詐欺の手口です。
『何がわからないか、わからない状態』にさせておいて、質問は何でも受け付けるというのは詐欺です。
なぜなら、質問のしようがありません。
質問者の負担が大きすぎます。不公平です。
こちらが質問しようとしたときに、かならずチャートなり絵なりで説明する必要が出てくるのでかなり時間を取られます。
なので、皆質問なんてしたくてもできないのです。
また、無期限サポートというのも、巧妙な手口で、いつまでもサポート期間があるので急いで質問しなくてもいいやと思わせることができます。その結果、皆忙しいので質問しません。
考えても見てください。
もし、自分が無期限サポートをすることになったとしたら、10年後もやってるでしょうか?
質問が来なくても、たくさん来ても、いい加減、理由をつけて辞めるでしょ。
情報商材なんて買っても勝てるようにはならない理由
一番の問題は、聖杯さがしをしてることです。もし、その商材が勝てないと思ったら次に向かいますよね。
状態が横滑りしているだけです。前に進んでいません。
特に情報商材は、購入前に中身を確認できないものですから、たちが悪いです。
他の商材はいいかもしれない、と思うかもしれません。
前に進むために
前に進むためには、情報商材なんて大したことは書いてないと見限る必要があります。
秘密なんてないと、心底感じる必要があるのです。
その時、聖杯さがしは終わり、自分の足で進むことができるのです。
自分の足で進む
自分の足で進むというのは、結局のところ、自分の判断に責任を持つということです。誰かが言ったからとか、誰かが勝っているからとかじゃなく、自分で確かにこの方法ならお金が増えるという感触が得られるまで、相場に参加してチャートを見続けるしかありません。
相場は不確かだから絶対はないということが理解できていれば、リスクを取りすぎれば必ず破産することも理解できるしょう。
さらに、相場の途中の動きなんて誰も予想できないこともわかるでしょう。
チャートを見続けることでわかること
チャートを見続けていればそのうち高確率で反発しやすいポイントはわかるわけです。あとは、そこに来た時にリスクを抑えながらエントリするだけです。
トレードなんてシンプルです。複雑にしたら負けます。
どうなったらどうなるというのは言葉で説明するのは難しいですが、チャートから感じるライブの雰囲気でだいたいわかるのです。それを身に着けるのは情報商材ではカバーできない話題ですから、情報商材なんて意味ないのです。
過去チャートをいくら眺めてもライブの雰囲気はつかめません。
肌感覚が大事です
テクニカルを主にした手法の人がもし勝ててるとすれば、実際はテクニカルはオマケで実際は無くても勝てる人ばかりです。そういう人たちの手法を学んでも一番大事な部分が入ってないのですから、勝てるわけがありません。