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とあるFX有料コンサルと25万円のトレード手法

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オプザイルというバイオプ集団がいて詐欺まがいということで一時期Twitterなどでもかなり話題になっていました。チャラい感じの人たちが投資を餌に詐欺を働いているということで、ガチ勢からは相当嫌われていたのを覚えています。

しかし、仮想通貨バブルになり猫も杓子も仮想通貨に群がってきてからバイオプ集団は表舞台から消えたようです。バイオプを餌につれるマーケットが無くなったのかもしれません。

簡単に儲かるという儲け話であれば、その手の詐欺師たちにとってはバイオプでも仮想通貨でもガクトコインでも何でもいいのだと思います。

ところで、FXでは昔から有料のコンサルという肩書の人が結構いました。今でも、FXの有料コンサルってそこそこ見かけます。

今どきのFX有料コンサルと言っている人たちに悪質なものは無い(需要が無いので儲からないから偽物は少ない)イメージですが、正直今では不要だと思います。

この記事を書いた人

欧州でトレーダーやっています。トレードはFX、仮想通貨、株価指数がメイン。トレード手法はプライスアクション、Supply/Demand、サポートレジスタンスを組み合わせています。

この記事で分かること

FX 有料コンサルが不要な理由

理由1:情報価値の低下

今では無料でほとんどの情報が手に入ります。

情報商材が売れない理由も、無料の情報と大差ないからです。

手法に関してもそうです。

twitterやyoutubeなどで無料で情報公開している人がたくさんいます。

有名どころだと、迷晴れFXとかで無料動画が沢山見れます。

それで十分だとおもいます。

正直申しますと、情報商材って迷晴れFXと大差ないレベルなんです。

情報商材マーケットにも黒船が来て価格破壊が起きてるのです。

理由2:1人からコンサルを受けるリスク

特定の一人から情報を得る、コンサルを受けるというのはそもそもリスクなのです。

特定の誰かを師匠として仰ぐのはいいですが、その人と同じレベルかそれ以上の人はネットにごまんといて情報を発信しています。そういう多くの人達から少しづつ情報を得る方が情報量としては多いと思います。

理由3:共通認識が得られないレベルの差

FXを始めたばかりの人が有料コンサルを受けるのはおススメしません。

簡単に言うとレベルが違いすぎて、相手の言ってることが伝わらないからです。

もうやれることはほとんどやりつくしたけど、どうしても勝てないという人が受けるのが有料コンサルです。

何もしたことが無い人が受けても足りない部分が多すぎて勝てるようになりません。

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理由4:コンサルの実績なんてあてにならない

有料コンサルを受けた人の中から専業トレーダーになれるのもまた1~5%ぐらいしかいないという事実があります。

結局、コンサルを受けたから誰でも勝てるようになるわけではないのです。

有料コンサルを受けたいと思うのは初心者が多いでしょうから、その中にトレード経験豊富な人が結局1~5%ぐらい混ざっていれば、その人達が専業トレーダーになるというだけです。

初心者がそのまま専業トレーダーになることはありえません。

理由5:サポート期間が長いことはメリットではない

勝てるまでサポートしますの罠

最初にまとまったお金を払って、サポートが無期限といのもよくあります。コンサルを受ける側からすれば安心感が得られますが、実際は逆です。

期限が無いということは、コンサルする側からすれば真面目にサポートしなくてよいということです。サポートのレスポンスが遅くても、無期限でサポートしますからという免罪符がありますから、お互いに時間の制約が無いので無責任になります。

結局、相手を煽りたくても煽る理由が無くなってしまうのが、無期限サポートです。

最悪の場合、コンサルが消息不明になっても、無期限サポートは生きていますから、いつの日か戻ってきてサポートしてくれたら問題ないわけです。

まぁ、ありえないですが。

無期限サポートって言葉は、無責任って意味だと思ってください。

過去に受けたFX 有料コンサルの実態

かなり昔の話ですが、私が有料情報商材をいくつか購入して聖杯さがしをしていた時期があります。

『情報商材だけでは勝てるようにならない』と思い始めていたころです。

情報商材は裁量部分の説明が無いので再現性が無いのです。その部分をどうにかしたいと思っていました。

まだtwitterがそれほど流行ってない時代でしたから、ネットに情報があまりない時代だったのもあり、一人でやってるのは無理があるし、効率が悪いと感じ始めていました。

そんな折、専業トレーダーの方がブログなどで専業トレーダー養成スクールの生徒を募集するというのをよく目にするようになりました。

ブログを読めば、どのような人なのかはわかりますから、信頼できそうだと思えば申し込もうかと思うわけです。

そのスクールは一年毎に一期生、二期生となっていて、一期生30名程度から専業トレーダーが3名でていました。私が見たときは2期目の募集ということでした。

今、思えば無料のブログを使って営業していただけだったと思います。

そのスクールは25万円の入会金だけであとは追加費用は無し。

スクール入会金25万の内訳

  • 独自開発のインジケーター
  • トレード手法のマニュアル(pdf)
  • スクール生徒だけが参加できるフォーラム
  • 無期限のサポート、個別セミナー
  • 週末のセミナー

主催者(師匠)はどんな人だったか

大手企業勤めのサラリーマンだった人が会社にいられない理由があって、会社を辞めた後、死ぬ気で頑張って専業トレーダーになったという話でした。

あとで分かったのですがその人は鬱を持っているようで、定期的に連絡が取れなくなります。おそらく会社もそういう理由で辞めたのだと思います。

今思うと色々と不思議なことがあります。

勝ちまくってお金に困ってないはずなのに埼玉県の古めの賃貸マンションに猫と一緒に一人暮らし。

25万も取ってるのに、全て無料の環境を使っている。ブログやフォーラム、スカイプなど全て無料プランでやっていた。有料の話をすると嫌がる。

25万円のトレード手法とは

そのコンサルの独自手法は独自インジケーターをベースにした手法でSR手法と組み合わせることで勝てるという手法でした。

トレード手法のマニュアルが5ページぐらいしかない。ただのテキストファイル。ほとんど役に立たないものです。

25万でこれ?えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?

インジケーターが独自開発ということでしたが、実際には複数のインジを組み合わせただけ。独自の改良を加えたというオシレーターはただのリペイント。後から見るとサインが出ているがリアルタイムだとサインが出ていない。だから、みんなダマされる。

簡単に言うと、先行指標と遅行指標の組み合わせという普通の方法です。

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この手法は、SRが9割がたの優位性を持っているにもかかわらず、それが裁量そのもの、その部分はその人の感覚そのもので結局誰にもわからないというのが、このスクールの問題点でもあり、コンサルが困っている部分でありました。

蓋を開ければ、結局はスクリーンタイムという言葉に尽きるわけで、手法なんてものはなく独自開発したインジなんて優位性がそもそもないわけです。

未来が予測できるインジなんてものはありません。

フォーラムは活発だったか?

スクールの勧誘フレーズに、専用フォーラムで生徒は活発に活動していると書かれていたのですが、合計50人近くスクール参加者がいたにも関わらず、ほとんどフォーラムでの活動はありませんでした。

そんな現状を嘆く人は結構いましたが、師匠ことコンサル曰く、『皆さん私に直接アクセスしてくるので、フォーラムへの書き込みはほとんどありません』ということでした。

えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?

と思いましたが、誰も突っ込めず。看板に偽りありと思いました。

主婦の方なども参加されていて、少しでも家計の足しにしたいという思いから参加されていたようですが、あまりにも外面と家面が違う状況に苦情を言っている人も多く、結構かわいそうでした。おそらく、旦那さんに内緒で始めた人も多かったと思いますから、家庭ではかなり揉めたことと思います。

週末のセミナー

入会してみると、一期生のころはたくさんやっていたけど、二期生ではやってないとのこと。

その理由は、一期生の時に話つくしたので、もう話すことが無いから

えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?

と思いましたが、他の人からの要望で結局は週末のセミナーは開催されたのですが、実のところあまり参加者もいませんでした。

本人がセミナーと言ってるだけで今思うとただ思いつきを話しているだけの独演会で別にカリキュラムがあるわけでもなく、好き勝手話してるだけでした。

時には2人しか参加者がいない場合もあったり、実のところスクール参加者自体のモチベーションも低かったです。

無期限に2期生を募集していた

1期生というのは形の上では一年で卒業し、2期生の募集という形をとっていたのですが、2期生は締め切りが無く、2年近く生徒を集め続けていました。

結局、2期生の途中でスクールの方にはあまり力を入れなくなり、またブログで生徒を募集するなどしていました。

なぜ、全く機能していないスクールに更に人を呼び込もうとしていたのか、わからないのですが、お金に困っていたのでしょうか。

スクールの顛末

今思うと、殆ど詐欺なのですが、その人と実際話しているととてもいい人で詐欺師のように感じませんでした。そういう話をすると、それが詐欺師なのだと人から言われます。

今思うと、セミナー屋のような気もします。

結局、二期目からは専業トレーダーは出ないまま、その師匠が鬱になって蒸発してそのスクールは終わりました。

今思えば、かなり香ばしいのですが、その人が使っていた時間と参加者の人数から集めたお金を比べると別に荒稼ぎしていたとは思えないのです。

25万円 x 50人 = 1250万円です。売りっぱなしでこの金額なら悪くないです。

しかし、彼は5年近くやってて毎週末セミナーと称して結構時間的には拘束されていましたし、フォーラムにも自分では結構書き込んでいたりEAを作って見たり、生徒のために頑張っていたと思います。あまりいい商売だと思いません。荒稼ぎして逃げるにしては中途半端です。

結局、無期限サポートというのが諸刃の剣で、絶対の自信を持って無期限サポートを申し出たわけですが、生徒からすれば急いでやる理由がなくなってしまったのです。お金を取ってしまっている以上どうにかしなければならないというプレッシャーもあったのか、かなり悩んでる風でもあり、もともと悪い人ではないと思いましたので精神を病んでしまったのかもしれません。

正直、蒸発した時の様子から見て、生きているのかどうかもよくわかりません。

結局あの人は何がしたかったのか?

ただ寂しいだけだったのか?

いまだによくわかりません。

仮想通貨だとサロンっていうのが流行ってます

仮想通貨も下落もしくは横ばいという相場に移行してきています。そうなると、遥か昔からガチホしている人以外は含み損になる相場です。

そうなると短期トレードに手を出し、レバレッジ取引、つまり仮想通貨FXに手を出すわけです。そうなると勝てる人と勝てない人の二極化が進み、95%の参加者は退場してしまう訳です。

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勝てない人が勝てるようになるのはそれ相応の努力と時間が必要になります。勝ち馬に乗ることができればある程度お金を出してもいいよ、って人は仮想通貨サロンという怪しげな有料サロンに手を出すようです。

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正直、これらのサロンは有用なのか?、誰が本物なのか?、まさにライアーゲームの様相を呈していますが、この手のサロンに入りさえすれば全て解決というのは甘い考えだと思います。

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