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仮想通貨でもFXでもトレンド終了時の持ち合いでほぼ全員退場する

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今まで仮想通貨関係のtwitterとかあまり見てませんでした。最近仮想通貨関連アカウントの方々をフォローしはじめて思うことは、テクニカルがどうだから上がりやすいとか、下がるとか言っててなんじゃこれ??という感じです。

正直に言えば、ワーワー言ってるだけでレベル低く感じます。

殆どの人は利益は出ていたけど、相場環境が良かっただけで実際にトレードが上手な人はほんの一握り、現実にはトレード初心者が多い(継続して勝てない)のではないかと思います。

この記事を書いた人

欧州でトレーダーやっています。トレードはFX、仮想通貨、株価指数がメイン。トレード手法はプライスアクション、Supply/Demand、サポートレジスタンスを組み合わせています。

この記事で分かること

今まで仮想通貨で稼げたのはなぜ?

仮想通貨でトレードして稼げるというのはとても簡単な理由です。

トレンドが出ていてボラがあったからです。

トレンドが出ていれば、エントリ方向が決まっています。FXのようなレバレッジ取引をしない限りはマージンコールになることもなく、現物取引なので塩漬けしておけば、トレンド方向にエントリしていればいずれ上がって助かったわけです。

仮想通貨が稼げなくなったわけ

トレンドの期間が長く続いて、値幅が大きいほどその後の持ち合いの期間も長くなるわけです。

仮想通貨でトレードデビューした人たちは、この事実をあまり意識していないのではないかと思います。

仮想通貨は一時期に加熱して強力なトレンドで上昇しました。

これは事実です。

強い一方的な動きの後は必ず調整が入ります。さらにその調整期間のもみ合いも相当長く続くと考えないといけないのです。

仮想通貨は強い動きが続きすぎました。これからしばらくもみ合いが続くので方向感がなくなりますし、そうなってきています。

もう簡単に稼げなくなったということです。これは、円安のキャリートレード全盛の時と同じだと思います。

今まで仮想通貨の相場でイケイケでトレードしてきた人からすればその持ち合いの期間というのはほぼすべての利益を吐き出す期間になります。

そうならないためには、トレードをしないことが一番の対策になりますが、短期のトレンド方向にエントリすればいいのではないかと思い始めると、仮想通貨でも短期トレードをするようになります。

マイニングも2018年にはもう儲かりません

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短期トレードが難しいわけ

断言します、短期トレードは難しいです。

難しいの意味するところは、稼げない、損する、退場するという意味です。

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なぜ難しいかと言えば、利益が十分にとれるだけの値動きが継続しないからです。具体的に言えば自分が期待している値幅で利食いしようかと思っていても、そこに到達せずに逆行してしまうことが多くなります。

スプレッドやスリッページなどもありますが、そもそもエントリタイミングが下手だとエントリしても含み損が解消して利益になるまでの時間が長くなりますし、最終的に利益にならないことも多くなります。

結局、短期トレードが難しいのは、トレードの技術がそのまま利益の大小に影響してしまうからです。

エントリが遅いことが理由でそのトレードから得られる利益は減りますが、そこを認めないと利食いが遅くなって結局マイナスになってしまいます。利益が出て利食いするまで持ち続けてしまうのが短期トレードで大損する一番の原因です。

更に、大相場で一気に動くのに慣れてしまっていると、エントリチャンスを逃したくないという思いから、無駄なトレードが多くなり、追っかけエントリが多くなります。

逆に言えば、値幅が取れるケースというのは自分がトレードしている時間軸よりも上位の時間軸でトレンドが出ているからです。

上位足のトレンドが出ている場合は、エントリ方向に優位性があるのでエントリや利食いが下手でも問題ないのですが、トレンドが出なくなった瞬間、今までは利益が出ていたのに全く利益が出なくなります。つまり、相場とリズムが合わなくなるわけです。

最近の例だとBREXITでポンドドルがものすごい下落しました。その時に、まだ下がるのではないかという期待から突っ込みエントリしてショートカバーで損切りされるというパタンは記憶に新しいと思います。

短期トレードで儲からないとレバレッジ取引に頼るようになる

短期トレードで値幅が取れないとなると、損大利小トレードを繰り返してコツコツ利益を積み重ねることになりますが、取れる値幅が小さいのでロットを大きくする必要があります。

そこで出てくるのが為替でいうFXになります。

仮想通貨でも最近差金決済できる仮想通貨FXが出てきましたよね。

これはつまり、もう仮想通貨は持ちっぱなしでは儲からないということを意味しています。

現物持ちっぱなしでいいならFXの需要はないのです。そういう需要があるということはマーケット環境が変わったということです。レバレッジ取引をしないと利益が出ないマーケット環境だということです。

仮想通貨FXで全員退場する訳

仮想通貨でトレードする人は簡単に言えば欲に目がくらんでいるわけです。そういう人たちにとって仮想通貨トレードは爆益にならないといけないわけです。

そうなると、短期トレードをレバレッジを上げて繰り返す必要があります。

しかし、そんなに相場は甘くありません。

素人同然の人たちが自分が何をやっているのかわからないまま大金をつぎ込んで、許容できない損失を被るのがレバレッジ取引です。

方向感のない相場で短期トレードを繰り返すことがどれだけ難しいのか理解してもいない人達でさらに欲に目がくらんだ人たちは、低レバレッジで中長期の方向にエントリするという戦略を聞いてもそんな生ぬるい方法は好まないのです。

損小利大のトレード手法ではなく、利小損大のトレードを繰り返せば遅かれ早かれ破産します。

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