証拠金維持率100%以下にしたら、そこでゲーム終了だよ

6月 13, 2018リスク管理, 両建て

君は、証拠金維持率を意識したことがあるだろうか?

そう、よく見るあれである。

証拠金維持率の計算方法は単純だ。

証拠金維持率 = 資産 / 必要証拠金 x 100

で計算できる。

証拠金維持率が100%を下回ると?

証拠金維持率が100%を下回ると、資産が必要証拠金より少なくなったことを意味する。

通常、新しいポジションは取れなくなる。

こうなると、お祈りモードに入る。

やれることは祈る、もしくはポジションをクローズするしかない。

しかし、証拠金維持率が100%以上あれば、両建てするという選択肢が出てくる。

両建てすると何が起きるだろうか?

両建てするとポジションが相殺されて、必要証拠金が減るのである。

今あるポジションを全て両建てすれば、その時の損失のまま必要証拠金だけ減るのである。

見た目上、ポジションが無くなるのと同じである。

ロスカットすることと何が違うのか?という話が良く出てくる。

これは微妙に違う。

両建てするメリット

両建てすることがロスカットと違うのはいくつかメリットがあるからだ。

心理的なメリット

損切りしてしまうと、心理的なダメージが結構ある。ポジションをcloseするまで、Balanceは変わらないが、マイナスのポジションをcloseするとBalanceが減る。実現損かそうじゃないかの違いである。

両者に本質的な違いはない。しかし、心理的な違いは大きい。

よく、損切りできない人が両建てすることで損切りできるようになったという話を聞く。

特に相場が自分の思いとは違う方向に動いてしまった時に本来であれば頭をクールに保って次のトレードを考える必要があるが、それができなくなる。

リベンジトレードといわれる悪い癖がある人は両建てをお勧めしたい。

損きりのタイミングをコントロールできる

両建てすることで損失は固定されるから実質損切りしているのと違いはない。しかし、両建てしたポジションを外さない限りは実現損とはならない。

両建て状態から新たに追加したポジションに利が乗っている状態になったとしよう。そういう時は心理状態がかなり良い。そういう心理状況で、どちらかのポジションを外したり、両方のポジションを外すなど判断することができる。

この違いは大きい、損切りした後に往復びんたと呼ばれる状態になるのは相場の行く先を見きれない状態でトレードしているからであり、しばらく様子を見ることで相場の決着を待つことができるのは両建てのメリットである。

いわゆるぶん投げという恐怖に支配された状態で損切りする必要が無くなる。

まとめ

証拠金維持率が100%を下回ると、両建てができなくなってしまう。そもそも証拠金維持率が100%を下回ると心理的なプレッシャーが大きくなる。単純にレバレッジが高すぎるのだ。

両建てできるのであれば、損切りするタイミングをずらすことができるから実現損になる前にどのような損失を自分が受け入れるのか、冷静に判断する時間を取ることができる。