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手を動かすのを嫌がっていては1mmも前に進めない。
大人と子供の学習の方法は丸っきり違う。
子供の学習課程を見ていて思うのは、大人が考えるこうやったらすぐに覚えて理解できるという発想が彼らには無い。教えても教えても言うことを聞かない。好き勝手にやっている。嫌なことはやらない。
子供の成長を見ていると、トレーダーも同じような感じで成長していくのではないかと思えてくる。
トレードや投資といった確率事象が支配する不確かな世界では、誰もが進むべき道を見失う。
特に今の時代は情報過多であり、ダメなら次という感じで次々に手法を変えていく手法ジプシーが多い。
誰かのアドバイスもトレーダーの耳には届かず、変な自信があるのは子供と同じである。
我々が文字をおぼえ字が書けるようになるまでにどれほどの努力と時間をかけたか覚えているだろうか。
トレードで成功するというのはその途方もない愚直な作業を遂行するのと似ている。
手を動かして記録を取り、振り返り、分析してを繰り返しながら上達していくものではないかと思う。