FXの自動売買EA(expert adviser)がリアル口座では勝てない理由

10月 28, 2018自動売買(EA)

この記事は、FXのEAを使っていてデモならそこそこ勝てるのに、リアル口座だと勝てない。なぜ勝てないのか、どうしたら勝てるようになるのか?についてまとめています。

スキャルピングのEAはなぜ勝てない?

誰しもEAを最初はデモで動かすわけですが、上手く行ったとしてもリアルでは全然勝てないEAがあります

それはスキャルピングのEAです。

スキャルピングのEAは、利幅が小さいトレード(スキャルピング)を繰り返し利益を積み重ねていくタイプのEAです。

利益が小さいということは、スプレッドやコミッションといったトレードコストが利益に対して大きな比率を占めます。そもそもスキャルピングで利益が出ている、資産が増えているということは、トレードコストよりも獲得pipsが大きいということです。微益であってもトレード回数が増えれば資産は右肩上がりに増えるわけです。

しかし、勝率が落ちて、微益から微損になる割合が増えた瞬間に結果が全く違ってしまうのもスキャルピングの特徴です。非常に高い勝率を維持しなければいけないのです。

バックテストがあてにならない理由

バックテストでEAが勝てていた、結果を出したとしましょう。通常バックテストはスプレッドが固定です。しかし、デモ口座やリアル口座ではスプレッドは固定ではありません。

まず、そこが実際と違いますよね。

次に、バックテストでは、いついかなる状態でも約定し、利食い、損切りも滑りません。これはデモ口座でも滑りません。しかし、リアル口座では滑ります。

ここも実際と違います。

バックテストは、現実とは異なる非常に安定した良い結果が出やすい環境で行っているテストだと思ってください。

大抵、バックテストは良好なのにデモ口座でEAをテストしたら、全く利益が出なくなったという場合は、スプレッドが大きい影響だと思ってください。取れる利益はバックテストでもデモ口座でも同じはずですが、エントリとイグジットで2回支払っているスプレッドの違いがトレード結果に影響しています。

結局のところ、スキャルピングでは、スプレッドに対して取れる利益が小さいので、少しスプレッドが広がると利益が出ないだけでなく、マイナスになってしまうトレードが増えるということです。バックテストでプラスのトレード、つまり勝ちトレードが負けトレードになり始めるとトレードの成績は全く違ったけ結果になります。

デモ口座では勝てるけどリアル口座だと勝てなくなるケース

デモ口座では勝てるのにリアル口座だと勝てない、というケースは、色々要因があります。

素直に考えるとスプレッドの広がりやスリッページで利益がガンガン削られていくのがデモ口座との違いです。

スプレッドの広がりやスリッページで利益がガンガン削られていくと、デモで勝ちトレードでも、リアルではチョイ負けが多くなります。この影響はスキャルピングでは顕著に現れます。

チョイ負けを積み重ねるので、資産が右肩上がりに増えることはありません。

これを人は業者負けと呼びます。

スキャルピングEAに最適なFX業者は?

スキャルピングEAを販売している業者はリアル口座で運用している口座の取引結果をWebサイトなどで公表していると思います。つまり、リアル口座でも結果がでるEAを売っているのですが、大抵の場合は、EAを動かすFX業者の指示が細かくあるのが普通です。

具体的には、スプレッドは何pips以下じゃないといけないとか、ペアが限定されていたりしますが、一番大事なのは彼らと同じ業者を使うことです。

EAが勝てるか勝てないかは業者依存が大きいのです。

スプレッドが小さく、スキャルピングEA向けの業者としておススメなのがFXCCです。日本人でも口座開設できます。

VPSのMT4最適化手順

MT4の自動売買ツールをVPSで実行する場合、VPSのロケーションや性能の影響を受けます。そこそこのVPSの性能の中でMT4の能力を最大化するのがEAで勝つポイントです。

どんなEAなら業者負けせずに勝てるのか?

今までの話で理解できたと思いますが、リアル口座ではスプレッドやスリッページが発生し、スキャルピングではトレードの利益が小さいため、その影響をもろに受けて勝ちトレードが負けトレードになってしまいます。

このような業者負けをしないためには、一度の獲得pips数を大きくする必要があります。一回のトレードで値幅を大きくとるスイングタイプのEAなら、その影響は無視できます。

週足、日足、4時間、1時間などの時間軸であれば、値動きそのものがその時間軸の中で継続しますので、長期のローソク足の値幅を取るイメージでトレード戦略を考える必要があります。

先行指標と遅行指標の組み合わせ

トレンド指標とオシレータ指標を組み合わせる