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転換の初動で起きていることを考えたことがありますか?
転換では長期がゆっくりと方向を変えていきます。
転換が起きるときは少なくとも上位足のSRにあたってるはずです。下げの場合、陰線が連続していてもだんだん下がらなくなってきて、ある時期から安値を更新しなくなり、陽線が出たところで攻守が入れ替わったというサインになります。
これはいろんな時間軸で起こります。
5分足で連続して陰線の場合もあるし、H1で連続して陰線の場合もあるでしょう。いずれにしても同じ色の足が連続している時にはエントリしても勝ち目はありません。
5分足で陰線が連続していて、陽線が出たとしてもH1も陰線が連続していた場合は、少なくともH1が陽線になりそうな動きになっていなければ5分足は負けてしまうでしょう。
長期足が連続して陰線というような状況では、短期足の動きで簡単に状況がひっくり返るとは思わないことです。長期足に小さいローソクが出て下げ止まったように見えて初めて、短期足の買いのパタンを探すべきです。これがプライスカーブというやつです。
そのサインを見て、直ぐにエントリしてもいいと思いますが、そこから上昇していくには一度戻り売りが発生した後の方がRRがよくなります。
戻り売りが発生することで、逆方向のポジションを取る人が増えますから将来的な上昇圧力になります。後は、今まで揉みあっていて抜けた場所に戻ってきたら、エントリすればいいだけです。
一度買いが勝っているのですから、その場所に戻ってきたら、既存の売りは逃げに回り、買いになり、新規の売りも手仕舞いが入ります。そうなると売りは鈍くなり、今度は押し目買いが入り、逃げ遅れた売りは捕まり、下ヒゲとなってそこから踏み上げが始まります。
リスクを抑えたエントリをしようと思えば、陰線で下がってきている期間にエントリすることになりますが、下ヒゲがどのあたりで出そうか?という目星をつけてそのあたりでエントリしていくと含み損にならずにそのまま利益になります。
- 陰線の下げが続いてる
- 下げ止まりの兆候がみえる
- 陽線が出る
- 戻り売りを待つ
- 戻り売りが失敗
- 下ヒゲをつけ押しが入る
- 再度陽線となる
慣れてくれば、エントリポイントがヒゲになり、とても理想的なエントリになります。
慣れないうちは、戻り売り失敗のPAを見てからエントリしてもいいと思います。